短編集 【ストーカー】


――――――― 


ユキ「あの・・・・。」


龍「・・・・ん?あ、お前・・・。」


ユキ「今朝は・・ありがとうございました。私・・本当に怖くて・・・。
でも龍くんが助けてくれて・・・。」


龍「気にするな。お前が声を挙げなかったら俺も気付かなかった。よく勇気出して拒否したな。」


ユキ「私のせいで・・警察沙汰になってごめんなさい・・。」


龍「いつものことだ。それより俺と一緒にいるとお前の評判悪くなるぞ。もうあっち行け。」



?「まったくその通りだよユキちゃん。」


ユキ「・・?」


龍「げっ!司だ逃げろ!」


司「学校の治安を乱す奴は許さんぞ!
・・・まったく逃げ足の速い不良だ。」


ユキ「・・・・・。」


司「今朝は災難だったねユキちゃん。」


司のファンA「キャー司様よ!」

司のファンB「ちょっとあの子誰よ!気安く司様の隣に!」

司のファンC「司様~。こっちにも来て~!」


司「やれやれ・・。ゆっくり君と話しも出来ないな。」


ユキ「・・・・・失礼します。」



司「・・・・・フッ・・可愛がりのありそうな子だ・・。」




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