短編集 【ストーカー】



「・・・ッス・・・・・・ウッ・・・・・・。」


「自殺なんて絶対許さねぇぞ。
生きろアカネ。
どんなに辛くても、絶対に生き続けろ!」


「・・・・カイト・・・・。」


「・・・笑えよアカネ・・・・。
俺はお前の笑顔に惚れたんだからよ・・。」




駅員もさすがに異変に気付いたのか、

過呼吸気味で泣き続けるアカネの元にやって来た。

あとは彼に任せて俺は静かにその場を立ち去る。


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