輝きに満ちた世界で
でもさ、なんでかな。嫌な気持ちはしなかった。

それなのに今日、役作りだって報道されて、みんなの誤解が溶けて、本当は喜ばなくちゃいけないのに。

どうしてか凄く苦しいの。
こんなに苦しいの初めて。」

私がそう言うと姫華は楽しそうに笑った。

「その気持ち、早く気付いた方がいいよ〜
取られちゃう前にね。」

そう言って姫華は校舎に戻って行った。

一人残された私は疑問を持つ。

姫華ってあんな子だっけ?
私の知ってる姫華はチワワみたいな子じゃなかったっけ...?

今までの私の知っている姫華を思い出して私は首を捻った。
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