秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
オタクグループと援助交際という言葉が結びつかない。


彼らは自分たちの世界で、自分たちだけで楽しんでいるものだと思い込んでいた。


その楽しみ1つにしてもお金がかかるということだ。


「本当だって。お金がないって言いながらもゲームを買ってたから不思議に思って聞いてみたら、前日に援助交際をして稼いだって言われたんだって」


「すごい……」


直美は目を丸くしてそう呟いた。


まるで別世界の話を聞いているような気分になる。


「他にもあるよ。ミユキの彼氏は50代のおじさんなんだって!」


「さすがにそれは嘘でしょ?」


すかさずあたしはそう言った。


ミユキはオタクグループの中でも童顔で、身長も低く、未だに小学生に間違われたりしてりる。
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