エテレイン
プロローグ
『こんにちは~。』



「おっ!やっと来た!!」



“やっと”って私、時間通りなのですが。
思わず言いそうになった言葉を、ぐっと抑えながら初めて来た知り合いが経営するライブハウスを一瞥する。



『私に頼みたいことがあるって・・・なんでしょう?』



「そう、頼みたいことがあるんだよ!
天才作曲家さん!!」



あぁ嫌な予感がする。



目の前にいる、知り合いのテンションとその呼び名に。



満面の笑みを浮かべる知り合いにため息をこぼした。
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