だから何ですか?Ⅱ【Memory】
「ひぁっ、」
不意打ちのせいもあってか抑制なく響いた亜豆の声。
それにニヤリと笑って腰に腕を回し抱き寄せて、更に意地悪く息を吹きかけ舌を這わせながら先程つけたキスマークに触れる。
「あっ・・やっ・・・」
「こーんな風に・・・三ケ月に触られたって?」
「っ・・・意地悪です!」
「当たり前だろ。虐めてんだよ。なーんで、こんな可愛い顔俺以外に見せちゃうかね?俺の猫缶だっつったろ?・・・名前書くのが足りなかったか?」
クツリと笑って再び首筋に赤を一つ。
そんな刺激にもビクリッと体を震わせ頬を紅潮させる余裕のない亜豆はひたすらに可愛い。
それでも、やはり流しきれないと微々たる力で俺の胸に両手を突っ張ると、
「っ〜〜信じられない。またつけた!こんな見えるとこにまたつけ・・っ!!」
「・・・はい、3個目」
「な、何て事するんで・・んん___」
「駄目じゃん?怒ってる時にそんな甘い声だしたら」
クスクスと笑う声さえワザと息を吹きかけ唇が耳を掠める様に吹き込んで。
静かに壁に寄せて押し付けていた亜豆の体。