うそつき 2
「水嶋先輩は呼び捨てなの?」



そう聞いてくるのはやよいちゃん。



こ、れはちゃんと答えた方がいいよね?



隠す理由もないもんね?



「私ほんとはみんなより一個上でさ。色々あって一年入学遅れちゃったんだよね。



だから『White liar』の子たちとはほとんど仲良しなの」




そういうと、2人はびっくりした顔をする。



そして急におどおどし始めた。




「せ、先輩だよね?」



「あああ、ごめんねっ!知らなかったとはいえ!」




「あ、あの。気にしないで?みんなと仲良くできたらそれでいいの。


お友達、できないと思ってたから…」



そう言って笑うと2人は取り乱していたのが落ち着いて、フゥっと息を吐く。



「そっかそっか。ごめんね。私たち、友達だから気、使わないね」



秋帆ちゃんはにっこりと笑って卵焼きを口に入れた。



「うんっ」
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