このチャラ男一途につき…
そんな許容が出来てしまえば、自分の上で吐季が自嘲行為を始める事にも抵抗もない。
こんな自分に本当にそんなに反応してくれてるんだ。とも、どこか感動を覚える程。
そもそも抱かれるつもりであったし。
その役に立てない今こんな感じに奉仕できるならまだ罪悪感もないし。
今だって自分の肌を弄る吐季の姿は実に満足げに色気を帯びて、落す眼差しも息遣いも妖しさが増し酔いしれる様な表情で口づけても来てくれる。
まるで『好き』だと体で示して見せつけてくれている様な行為に不快感なんて物を抱く筈もない。
ただ、こんなつまらない反応な自分でいいのだろうか?
目の前で横たわって肌を弄られ、口づけられ、擽ったさに時折声を漏らすくらいだ。
こういう時ってもっと声が出るものだと思っていたんだけど。
もっと羞恥に悶えて触れる度に熱っぽい声が漏れたり。
でも、実際に感じるのはひたすらなる擽ったさばかりでどうしていいのか分からない。
嘘にも甘ったるい声で表情を歪めた方が吐季の快楽に繋がるんじゃないだろうか?