羊だって、変るんです。
部屋の中が思いの他快適な温度だったようだ。

廊下を進むと聞き取れない程の話し声が部屋から聞こえて来た。

『金額が分からないようにカードで支払ってたみたいだけど、次回私が払える金額なのかな』
少し不安になったが、いくら持っていればいいのか分からないので、自分も次回はカードにしようと思った。

「ごちそうさまでした。私の相談に乗ってもらった上ご馳走にまでなって本当にすみませんでした。」

「可愛い後輩の相談だからな」

そんな事を言いながら店を出ると、見知った顔があった。
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