美男子ガイド。
お化け屋敷はクラスではなく、少し広い理科室でやるので移動が大変な分、時間もかかるのだ。
「はあっこれで運ぶのは終わり?やったー休憩……」
疲れたあたしはその場にしゃがみ込む。
「勇美ちゃん、まだやることあるので頑張りましょ?」
安仁屋君に説得されたあたしは、また準備に戻る。
「おーい!お化け役は着替えに行ってー」
奈知が指示する。
「「えー…」」
あたしと勇希は二人で嘆いたのでした。