天狗に愛されてⅡ
『あれは何…小天狗ちゃん??』
「…え、はいッ!!
えーっと……
この山の神聖な場所だからだと僕は聞きました。」
『そうなんだ!!』
神聖な場所なら入っちゃダメだもんね。
『話戻すけど、
そろそろこの山での生活に飽きたんだけど。』
「譲葉様…。
まだここに来てそんなに経ってませんよ……。」
だって、人間の生み出した文明の機器皆無よ!?
夜は真っ暗で、
毎日野宿してるよーなもんじゃない!!