二人暮らし、始めました。
「2階の奥に俺が住むための部屋を作ってくれているらしい。
つべこべ言わずに案内しろよ」
ここは私の家なんですけど。何も知らされずに勝手にこれから半年間同級生(男)と住むことになった私の気持ちにもなってよね!?
「はいはいワカリマシタ」
私はぐっと怒りを堪え、部屋へと案内した。
「いつの間に!?」
私の隣の部屋はもともと物置部屋で、今では使わなくなったものや、季節的に使用する電化製品などを置いていた。
……はずなんだけど!!?
ひさーしぶりにガチャ、と部屋のドアを開けると、そこにはモノトーンで統一されたthe男子部屋って感じの家具たちが並んでいた。
「荷物整理でもするか」
間宮くんは何も気にせずにキャリーバッグを部屋の床に置いて、荷物を取り出し始めた。
私は全くこの状況が理解できない。
私が気づいていない間に話が進みすぎでしょ……
しばらく呆然としていると、「おい」とまたまた低い声が聞こえた。
「男の部屋の前でそんなにずっと突っ立ってんの?
……襲われたい?」
はあ!?何言ってんの!さっきまでのチャーハン美味しかったとか言ってたときのあの微笑みはなんだったのよ。
第一ほぼ初対面なのに、図々しくない!?最初優しい人だって思った私のバカバカ!
「違うから!!では失礼します!!!!!」
盛大にバタンと大きな音を立てて部屋のドアを閉めた。
私、こんな意地悪な変態とこれから半年もやっていけるの……?
不安と怒りとドキドキとが入り交じって、私は自分の部屋に入った。
つべこべ言わずに案内しろよ」
ここは私の家なんですけど。何も知らされずに勝手にこれから半年間同級生(男)と住むことになった私の気持ちにもなってよね!?
「はいはいワカリマシタ」
私はぐっと怒りを堪え、部屋へと案内した。
「いつの間に!?」
私の隣の部屋はもともと物置部屋で、今では使わなくなったものや、季節的に使用する電化製品などを置いていた。
……はずなんだけど!!?
ひさーしぶりにガチャ、と部屋のドアを開けると、そこにはモノトーンで統一されたthe男子部屋って感じの家具たちが並んでいた。
「荷物整理でもするか」
間宮くんは何も気にせずにキャリーバッグを部屋の床に置いて、荷物を取り出し始めた。
私は全くこの状況が理解できない。
私が気づいていない間に話が進みすぎでしょ……
しばらく呆然としていると、「おい」とまたまた低い声が聞こえた。
「男の部屋の前でそんなにずっと突っ立ってんの?
……襲われたい?」
はあ!?何言ってんの!さっきまでのチャーハン美味しかったとか言ってたときのあの微笑みはなんだったのよ。
第一ほぼ初対面なのに、図々しくない!?最初優しい人だって思った私のバカバカ!
「違うから!!では失礼します!!!!!」
盛大にバタンと大きな音を立てて部屋のドアを閉めた。
私、こんな意地悪な変態とこれから半年もやっていけるの……?
不安と怒りとドキドキとが入り交じって、私は自分の部屋に入った。