遊女船-devil child-
「おはよ!」
「あ、亜美おはよ!」
この子は、クラスメイトの
重盛亜美-シゲモリアミ-
里奈とは、違って
しっかりとしたお姉さんタイプ
ストレートボブの黒髪に
天使の輪が出来るくらい
サラサラの髪の毛が印象的な知的な女の子。
実は、もうすぐ修学旅行があるんだけど
亜美が実行委員長に決まってて
まだ、副委員長が決まらないから
その役を、私にしてほしくて
毎日、この下駄箱で
待ち伏せされてる状態なんだよね。
「あーみちゃん、今日もスカウト~??」
私の肩から、ひょこっと顔出しながら
里奈が聞く。
「そーだよ~ん!里奈ちゃんからも頼んでねっ!」
「はーーーーいっ!」
私のを挟んで、秘密会議しないでくださーい。
計画丸聞こえです。
…って、突っ込むの
めんどくさいから、やーめた。
靴と、上履きを入れ替えて
そそくさと歩き出す。
「桃華ー!逃げるなーーっ」
「そーだ!桃華ちゃん逃げたら負けだーー!」
後ろから、ぴょんぴょん跳ねながら
亜美の味方をする里奈。
反論したら負けだけど…。
「…はぁーーーっ。もうやらないって!だいたい私、修学旅行行かないし。」
思わぬ返答だったから
廊下中に響くような、2人の叫び声。
「えぇーーーーーーー!なんで!?」
ユニゾンかよ!って突っ込みしたくなるくらい
息ぴったり。
「あ、亜美おはよ!」
この子は、クラスメイトの
重盛亜美-シゲモリアミ-
里奈とは、違って
しっかりとしたお姉さんタイプ
ストレートボブの黒髪に
天使の輪が出来るくらい
サラサラの髪の毛が印象的な知的な女の子。
実は、もうすぐ修学旅行があるんだけど
亜美が実行委員長に決まってて
まだ、副委員長が決まらないから
その役を、私にしてほしくて
毎日、この下駄箱で
待ち伏せされてる状態なんだよね。
「あーみちゃん、今日もスカウト~??」
私の肩から、ひょこっと顔出しながら
里奈が聞く。
「そーだよ~ん!里奈ちゃんからも頼んでねっ!」
「はーーーーいっ!」
私のを挟んで、秘密会議しないでくださーい。
計画丸聞こえです。
…って、突っ込むの
めんどくさいから、やーめた。
靴と、上履きを入れ替えて
そそくさと歩き出す。
「桃華ー!逃げるなーーっ」
「そーだ!桃華ちゃん逃げたら負けだーー!」
後ろから、ぴょんぴょん跳ねながら
亜美の味方をする里奈。
反論したら負けだけど…。
「…はぁーーーっ。もうやらないって!だいたい私、修学旅行行かないし。」
思わぬ返答だったから
廊下中に響くような、2人の叫び声。
「えぇーーーーーーー!なんで!?」
ユニゾンかよ!って突っ込みしたくなるくらい
息ぴったり。