君はアイドル


そのまま朝まで眠ってしまった私たち。


慌てて流星を起こす。


「ちょっと、起きて!
仕事、何時から?!」


寝ぼけながらスマホを見て、うおやべぇ!と起き上がった。


私も仕事行く準備しなくちゃ、と起き上がると流星が走ってきてチュッとしてきた。


「…今日もまたしようね。
愛してる、青ちゃん。」


とニッコリ笑う。


朝から顔が暑くなる。


ドラマかなんかですか?
寝起きであの顔本当羨ましい…


「今日はドラマの撮影と番宣あるからちょっと遅くなるかも。
空いた時間あったら連絡するから!」


慌しくタクシーに乗り込んで行ってしまった。


男っていいよなぁ…
なんて思いながら化粧をする。
昨日の事が夢みたい。


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