死にもの狂ひのキツサテン

コント作家の思い巡らせる事。

助手「先生。コーヒーです。」

コト。

コント作家「あざーす。」

助手「何を思い悩んでます?」

コント作家「んー。コント…作品を作る時にな、大事なこと、をな。」

助手「大事な、、こと。すか。ズズ」

コント作家「俺のコーヒーじゃねぇか。」

助手「あ、すいません。つい…」

コント作家「つい、ってなんだよ。」

助手「どうぞ、気にせずお話を…」

コント作家「いや気にするよ。一つはな、現実を織り交ぜることだ。少しでもな。」

助手「気にしてないじゃないですか。」

コント作家「いや気にしてんだよ。でも、それを越えて、、コントを語りたい。」

助手「コーヒー小ナリコントですね。」

コント作家「俺はさ、ある時、コントが書けなくなってな。作品が書けなくなった。自由過ぎてな。書く意味が分からないというか。何を形にしたらいいのか、分からなくなってな…」


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