愛を私の音色に乗せて。

外国語は受け付けれないんです



「今日も紫音いないの?」

「うん、ごめんね?」

「いいよ。また夜充電するから」

ま、またですか…
私も嫌じゃないんだけど、心臓に悪いと言うか…ね?

家に着くと、既に大野さんの車が着いていて、

「shionごめん今日急がないといけないんだ!乗って?」

なにやら凄い急いでいる様子

「わかりました…!」

車の方に急ごうとすると、

「紫音、一瞬だけ待って」

「ん?どうし…」

呼び止められたかと思いきや、少し強引なキスが降ってくる。

「ちょっとここ外!」

大野さんもいるのに恥ずかしいったらありゃしない!

「ごめんごめん、でも誰にも見えないようにしたから。
仕事、頑張ってね。いってらっしゃい!」

「もう…行って来ます!」

ちぃ君は突然色んなことをしてくる。
ドキドキが止まらないし、寿命が縮むから控えてほしいね…


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