だから僕は、笑顔でサヨナラを叫ぼう



「……」

『どうした、早くしろ。このままなら、次は貴様の番だ』

「……分かってる」


微かに膨らんだ胸の中で、心臓が所狭しと暴れている気がする。

鼓動が早くなる。

それでも、やらなきゃ。

僕は必死で足音を殺し、震える手で札をバケモノに差し出した。


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