空からの涙
・事情聴取
「柚姫、おはよッ!」

玄関から出てきた柚姫のは俺を見て顔を赤くした。

「おはよう!」

二人で並んで歩いた。

「……柚姫さぁ、昨日の事思い出してる?」

俺はニヤリと笑った。

俺ってS?

「なっ…//そんなことないもん。」

「じゃあなんで、柚姫は顔が赤いの?」

俺ってSを通り越して悪魔か?

「赤くないもん。」

柚姫がベーッと舌を出してきた。

『チュッ』

舌を出した柚姫の口に触れる。

「そんな顔すると可愛いのがもったいないよ?」

「~~~////」

柚姫の手を引いて歩いていく。

学校について悟にあった。

「和おはよー!昨日の聞いたぞー!」

………尋め。

「私、佑芽のところに行くね!」

ダーっと教室まで走っていった。

「で!?どうなの?」

俺の肩に腕をかけてニヤけている悟。

「うるさいッ!屋上行くぞ!」

悟をつれて、そのまま屋上にあがる。

「尋も呼ぶか?」

「じゃあ呼んでくるから先行ってろ。」

悟を先に行かせて教室に尋を呼びに行った。

「尋ー……。」

「和ー!おはよー!」

「ちょっと来い。」

今度は尋を連れて屋上へ。

『キィー』

扉を開けてすぐに悟を見つけた。

悟も俺達に気付いて、三人で地面に座る。

「……で?和詩君。昨日のはなんだい?」

尋が俺の方を見て聞いてきた。

「別に、キスだけだけど………」

わくわくする二人に昨日の事を教える。




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