僕と暮らしてくれませんか

初デート?!

来てしまった放課後。
家に帰ったら2人で出掛けようと、さっき彗から連絡があった。

どうすればいいんだろう?
これ、ばれたらやばいしっ!

「ねー舞華。もしさ…もしだよ?
付き合ってない男子と一緒に買い物に行くことになります。どうします?」

舞華はキョトンとして、しばらく経ってから「ええええー?!!」と大声を上げて立ち上がった。

「ついに…!環もその時が?!相手は誰よ。私には隠し事無しでしょ!
口固いの知ってるでしょ!
だーれ?だーれ?」

舞華がキラキラとした目でこちらをみる。うぅ…痛いです。
舞華には言うしかないかな…?

そう思い、階段の踊り場に連れて行く。

「絶対誰にも言わないでよ?」
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