僕と暮らしてくれませんか
「もちろん!」

「………2年の書記の…花鵞羅彗。」

長い沈黙が流れる。それはもう長い。
廊下で騒いでる人の声が聞こえる。

「うえええええええっ!!!??」
「ちょっ…しーーーー!ボリューム下げてっ!」

舞華は能面になり、あたふたしている。やっぱそうなるよね…。

「どうがどうなってそうなった?!」

…一からお話しします。と私は舞華に全てを話した。

「え、何も起こらないの…?」

「だから今日出掛けるよ。」
「いや、デートやんか。」

うぇっ?!やっぱりこれってデートなの?!
< 15 / 135 >

この作品をシェア

pagetop