僕と暮らしてくれませんか
☆彗side

「はい」

そう言って環が笑った。
…っ!可愛すぎかよ。

最近、環と付き合えてから幸せなことばかりある。

旅行の話が来たのもすごく良いタイミングだったし、チャンスだとも思えた。ただ、絶対環は夜を考えていない。
というか、まず絶対男をわかっていない。
まじで、理性保てなかったらどうすんだよ、俺。

環と手を繋いだまま、少しがっくしする。

いや、今はまだ幸せだからいいんだけどね?

歩いていると、右側に可愛いアンティークショップがあった。
環も鍵付けになっている。

「入るか?」

「うん!」

その笑顔が愛おしくてたまらない。
大切な俺の宝物。
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