ばすけ。
~中学一年生~


小学校から大好きだった
【BASKET BALL】
みんなとバスケ部入ろうと
言って小学校の卒業式を終えた。

中学校に入学して3週間…
入部希望をとり始める。
バスケ部に体験入部もした。
先輩はかっこよくて優しくて
すぐに憧れの存在になった。
私はすぐに入部を希望した。

バスケ部入部希望者
ミニバス含めて19人。

青春がスタートした。

顧問、コーチの先生は
福田 幸一先生。
学校では数学を教えている。
背は小さく、先輩の間では
『レッサーパンダの風太君』と
呼ばれていた。

先輩マネージャーの
由奈先輩から
ハンドリングと言う
基礎練習を初心者9人は
教えてもらう。
ミニバス経験者の10人は
簡単な練習ではあるが
走り回ってボールを
自在に操っていた。

入部初めての休日…
もちろん部活である。
休日に学校に入るのは
少し違和感を感じる。

ミニバスの子たちと目が合う。

―うわっ…
 まだ話したことないよ…

「おはよーっ★ゆうや♪」

予想もしてない挨拶。

「お…はようございます」

何故か敬語になっている自分。

「タメだから敬語使うなー★」

気さくな人ばかりで
みんなのことが好きになった。
打ち解けるのも
そう時間はかからなかった。


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