梅雨の始まりと紫陽花が咲いてる中雨音の奏でたラプソディー
聞きたい事があるから、いいかしら?。」


陽菜-「うん、母さん。いきなりどうしたの?。」


久子-「あれから進哉君には会ってないはずなのに、メールが届いたのかしら?。」


陽菜-「母さん、私はどうしても伝えたい事があるからメールしたの。」


久子-「そうなの?、もうひとつ聞きたい事があるからいいかしら?。」


陽菜-「うん、母さん、何かな?。」


久子-「大学で頻繁に相談してるらしいけれど、どうしてなの?。本当に迷惑かけてるなら、休学考えないとならないわね。」


陽菜-「母さん、頻繁には相談してないんだよ。誤解してるかもしれないけれど、私を信じてよ(涙)。休学なんて、したくないよ。」


惣次郎-「母さん、陽菜がここまで言うなら信じるしかないな?。」


久子-「わかりました、父さん。もう一度だけ、陽菜を信じます。でも、これが最後のチャンスですよ。」


惣次郎-「ありがとう、母さん。良かったな、陽菜。」


陽菜-「ありがとう、父さん、母さん。大学に確認させて、納得いかないから。」


久子-「わかったわ、一緒に確認しましょう、陽菜?。」


陽菜-「うん、母さん。ありがとう。」
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