私の青春
ある日、信頼している先生に、胸の内を全部明かした。
最初は、笑い半分で言っていたが、途中からガチになって、泣いて泣いた。
聞き終えた先生は、こう言った。
「逆に良かったんじゃないの。悔しい思い、満足していない思いを持ったまま、高校に入学するの。もうあんな思い二度としたくないって思うでしょう。それが頑張る糧になるのよ。高校でもバスケ続けるんでしょうから。」
驚いた。
そしてまた、ドッと涙が溢れてきた。