先輩の彼女にしてもらいました
「ああいうこと、よくあるの?今日みたいなこと?」

「ううん、海江田さんみたいにしつこい人はそんなにいないし大丈夫だよ」

「本当に?」

「うん」

「じゃあ、他になにか困ってることは?」

「ないよ、なにも」

「本当?」

「うん」

先輩が心配そうに私を覗き込む。

「じゃあ、待ってるから、何か俺に言いたくなったらいつでも言って」

「先輩」

「女心もよくわからないし、頼りないかもしれないけど。俺」

いつものような先輩の穏やかで優しい眼差しは、私を安心させる。

だから思い切って、勇気を出して彼に聞いてみようと思った。

「そんなことないよ。先輩に、私聞きたいことがあるの。本当は」

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