先輩の彼女にしてもらいました
「こんなに抱きついたら、触りたくなる」

先輩が、ポツリと呟き私はコクンコクンと2度もうなずいた。

「私も、先輩に触られたいです」

えー、何言ってるの?私。

いや、さすがにこれは、女の子として、はしたなかったかもと慌てて何か言い訳をしょうとしたけれど。

「・・・」

「・・・」

結局、彼も気まずそうに、黙っていたので、さっきのは聞かなかったことにしてくれるかも。

予鈴のチャイムが鳴ると慌てて体を離した。

幸い、階段下には誰もいなかった。

「じゃあ」

「はい」

「蒼井さん・・・」

「は、はい」

「今日、蒼井さんが笑ってたから良かった」

照れくさそうに微笑んで、先輩はグラウンドへと駆けていった。

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