先輩の彼女にしてもらいました
先輩が、同じ気持ちだと思うだけで嬉しかった。そして、そんな風に彼が言ってくれるのが夢のようだった。

「10日分くらいキスしていい?」

「え?10回も?」

キスの貯金をしておくのかな、だけど10回もしたら私、倒れちゃいそうだよ。

「えっと、先輩、あの、あのっ」

想像しただけで、恥ずかしくて、焦って、顔が火照ってしまう。

だけど、先輩が顔を背けて肩をかすかに震わせている。

あれ?先輩、もしかして笑ってる?

「わかった、キス10回は我慢するよ、代わりに毎日蒼井さんのとっておきの写真を送ってきて」

今度はニコニコして先輩が、おねだりをしてくるので、うんうんと頷いた。

写真を撮って、送るくらいなら私にも出来そう。

これがいいかも。あ、でも。
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