眩しさの中、最初で最後の恋をした。

合格発表の翌日。
私は久しぶりに日菜子と蒼くんに会うことになった。
待ち合わせは学校の最寄り駅。

その前は夏にみんなで遊んだけれど、大学一年生のみんなは単位を取るために平日は結構忙しい。
年末は私が受験のために忙しく、久しぶりの再会である。

駅のコンコースのベンチで待っていると、先に来たのは要くんだ。

「有紗!待ったか?」
焦った声と走る足音に、私はクスクス笑って答える。

「ちょっと前に着いた所だから待ってないよ」
「有紗は可愛いから、ひとりで待たせるの心配なんだよ」

また、要くんはキュンとさせることを意識せずに言うんだから困った彼氏だ。
私たちがそんなやり取りをとしていると改札口から声がしてきた。
「あ!ほら!蒼が遅いから要と有紗もう着いてるよ!」
「わ!ホントだ」

そんな声とともにふたりの足音が私たちの前で止まる。

「ごめんね、有紗待った?」
「大丈夫だよ」
「あ、有紗!合格発表どうだったの?」

受験してたのを知ってる日菜子は思い出して聞いてきた。

「昨日が発表だったの。合格したよ!四月から一年遅れたけど大学生だよ」

私の言葉に日菜子と蒼くんは口々におめでとうと言ってくれた。

「それじゃあ、今日のランチは私たちがお祝いに奢るわ!」
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