キミに好きって言えなくて。





奏汰と笑いあってると、



「お〜い。また2人で仲良くしやがって!

お前らやっぱそーゆう感じなのか〜!?」




なんて余計な口を挟む賢也が私たちの衣装整理を手伝い始めた。



そして、その隣にはいつの間にかさっきの女の子との話を終えた綾瀬がいる。




いつからそこにいたの…?



奏汰との関係、綾瀬にも疑われちゃった?



なんで私が不安に思ってると、




「そんなんじゃないよ。

賢也はすぐそーゆうことに結びつけるんだね」



と奏汰が賢也を突っ込んでくれた。




「でも奏汰、この前は満更でもないって言っててじゃん!」



「そんなの冗談に決まってるでしょ。

賢也にのってあげたの、俺は。」




「なんだよ〜面白くねぇ。」





そう言いながら笑い合う賢也と奏汰。



だけど、なんとなく、奏汰の顔は笑っていても、ぼんやりと切なさを含んでるような気がした。




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