キミに好きって言えなくて。



「花火に誘われたらさすがに、鈍感な千景でも気づくだろ

そしたら、あとは男の仕事だからさ?」



そう言う奏汰に少し納得。



でも、勇気出して誘って、断られたら…?



わたしのダメージは半端ないと思う。



だけど、昨日、奏汰が真っ直ぐな思いを私に伝えてくれたんだから、


私だって真剣に向き合わなきゃダメだよね…?



「うん。分かった!



私、誘ってみる」



「がんばれ、応援してるから」



「奏汰、本当にありがとうね」



私の素直な感謝の気持ちに奏汰は少し照れたようににっこり笑ってくれた。




誘うぞって決心したら、はやく綾瀬と話したくなってきた。



奏汰と話しながら店前に戻ると、綾瀬は少し不機嫌そうに私の方を向いた。




< 130 / 173 >

この作品をシェア

pagetop