キミに好きって言えなくて。



そして、迎えた白石さんとの誕生日デート。



俺は盛大に白石さんに頭を下げた。



「ごめん。俺、実は友だちが阿部さんに近付けるようにって白石さんに近づいた。
恋愛とか正直分かんねぇし、友達のためならって軽い気持ちだった。

でも、俺、好きな人ができた。ってか気づいた。そいつのことが好きなんだって。」



そんな俺の言葉に白石さんはにっこりと優しく微笑んでくれた。



「知ってるよ?

綾瀬くんが好きなのって、吉沢さんでしょ?

ずっと見てたから分かる。
でも、誕生日誘ってくれたからもしかしてって思っちゃった。

実は私、綾瀬くんのことがずっとずっと好きだったの。

今日1日だけでも、一緒に過ごせて幸せだったよ?ありがとう」



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