キミに好きって言えなくて。
そんな風に言ってくれる白石さんに感謝して、俺は吉沢に想いを伝える決心をした。
したのは言いものの…なんて言えばいいのか、正直わからない。
白石さんにあげるはずだったイヤリングを渡すついでに言おうと思ったけど、
吉沢のために買ったものじゃないものと一緒に想いを伝えても
なんか違うと思ってそれもやめた。
それからというもの、言うタイミングを逃し続けて高校生になって。
高校生になったら言おうと思った俺の決心も、
同じグループの奏汰が吉沢のことを好きになった瞬間に一気に崩れた。
奏汰もきっと、俺が吉沢のことを好きなことに気がついて、告白するような事はしないだろう。
5人の和を乱すことはきっとこの先もない。
そう思ってた矢先、賢也と希が付き合い始めた。