俺が女を好きになるはずがない!!
勉強会

絶対好きでしょって感じですよね笑笑

「よし出るかー」

そーいや久しぶりだなワックス使うなんて。



『秀もう出たー?』
『まだ、もう出る』
『おけ!私ももうすぐ出るね』





勉強会でこんなにキメてきたら引かれるかな、、、、いやまあ大丈夫だろ。今日の俺は自信ある!





「いってくる」
「は〜いいってらっしゃい」







〇〇図書館までは、、歩いて20分。







アイツ好きな人いるのかな、、、
てか俺好きなのかな、、、、うん、でもまあこんなにキメて来ちゃうのは多分好きだからなんだろーな。今日はそれを確かめるか。






『図書館ついたよ』
























待ち合わせ時間から30分経過。








「おそい、、。」








秀はまた紗里にラインを打った。




『おいまだ?出たんじゃないの?』























いくらまっても既読はつかない。
















「なんでだ、なんか事故にでもあったんじゃ、、、、!!」








秀は走り出した。




商店街やけやき道、大通りや学校付近を走り回って、探し回った。







「いっ、、いない、!」







ブーッブーッブーッ



右ポケットからバイブ音。だれかから電話がきた。




だれだ、、、?!




“ 山名紗里 ”


紗里、、!!!


紗里の文字が見えて、すぐに出た。

「もしもし!!!!」



「あれ、神田、、秀くんかな?今日紗里と遊ぶ約束してたらしいけど、紗里は俺と遊びたいらしいんだー。ごめんね紗里の要望だから。そんじゃーね〜」


プツッ



「え!?ちょっ!!、、、、、
、、、はぁ!?!?!?!?」







なんだアイツ、、俺のことそっちのけで他の男と、、?!








意味わかんねえ!


秀は紗里に折り返し電話をした。

しかし反応はない。






「なっなんで、、、、、 」






秀は深くため息をした。

そして座り込んだ。









「いっみわかんねえ、、、」










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