この声がキミに届くのなら
とても苦しくて悲しくて。
蒼太くんを忘れようと考えないようにしようとすればする程、その事だけが頭の中を占領する。
もう、わたしの人生終わった…
そんなことさえ思えてくる。
失恋。
辛く悲しいことは知っていたけど、わたしはそんな想いしないだろうって他人事みたいに思ってた。
だから、みんなオーバーなんじゃないか、なんて軽く考えてた。
自分で体験して初めて知る、計り知れない胸の痛み。
本当だったんだ……失恋を甘く見てたな…。