逆ってありじゃない?
と、また違うさわやかな人が話しかけてきた。

「はい、誰かに聞かれては困りますので。」

?「ふーん」

なんとも納得されていないようだけど、
仕方がない。

「こちらです。」

そう言って通したのは、社長室より少し小さい応接室だ。

シックなローテーブルに向き合うように皮の二人用のソファがあった。
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