いつか散る花
「よく親御さん許してくれたね」

「大学行くのが条件でしたけど」

そういった直後授業が始まるチャイムが鳴り響く

「授業始まるよ、戻りな」

「やっば!!」

挨拶するのも忘れダッシュで教室に戻ると

横沢先生が黒板に書いてた手を止め

私の方に目線を向ける

「逢沢、遅刻な」

うっわ、よりにもよって1限先生の授業

「すみません」
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