【修正中】狼彼氏と子羊彼女


「……!!!!!」



馨はゆっくりと私の上からどき私に背中を向けて座った


「か……おる?」


私は馨の背中に触れようとした

その瞬間!

その手は残酷にも払われてしまった


「かおる?」


「俺に近づくな…!!」


そういって馨は私から徐々に離れていく

いつの間にか雷は収まっていて私は馨に問う


「どうしたの?私のせい?私が拒んだから?」



馨は答えようとしなかった


「ねぇ!答えてよ!なんかいってよ!馨!!」



そういうと馨はゆっくりとそして低い声で私にこういった


「お前のせいじゃないよ…俺最低だな?お前泣かしてまでお前の事抱こうとして自分の欲に負けちまった。俺…最低だよな?好きな女なかせんなんてよ…」



そういう馨の背中は…どこか小さい少年に見えてしょうがなかった

私はその背中をゆっくりと…抱きしめた





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