あーもう、なんでそうなるかな。
イライラしたまま玄関に向かうって靴を履く



「...遅い」
まちがえた、こんな感じに言うつもりじゃなかったのに

つくづくダメだな俺って

そんなことを思いながら羽花に目を向けると

焦って靴が履けないみたいだ

俺が急がせたからなのだろうがモタモタしている様子がかわいいとも思ってしまう

...重症だ、これ

せっかくなので意地悪してやろうと羽花の靴を履かせ始める


案の定焦っている様子

ま、そーだわな。ふつーに恥ずいだろ

そういながらも靴を履かせおわり、羽花にめをむけると

やっぱり顔を真っ赤にしていた

「...かわい」

あ、やば。うっかり声にだしてしまっていた。

ま、いいか…

こういう時しか俺は素直になれないから

「...もう!からかわないで!」

ほら、こいつは俺がからかったと思っているから

本心だし、とか死んでも言えねぇし
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