遠距離の彼 と 近距離の同期
涙が溢れた。

海翔が喜んでくれたのが嬉しいのか、海翔じゃない人を思ってるのが、申し訳ないのか、自分でもよく分からない。

「結、ごめん。
ひとりで不安だったよね。
これからは、俺がちゃんと支えるから。
2人で、幸せになろうな。

あ、違う、3人で幸せになろ?」

私は、涙が止まらなくて、黙ってコクリと頷いた。


海翔、ありがとう。

海翔、ごめん…





天、さよなら…



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