遠距離の彼 と 近距離の同期
だけど、母の反応は極めて良好で、安心した。
電話を切って、私は天に伝えた。
「明日、大丈夫だって。
でね、明日までお姉ちゃんが浜松にいるって。
絆と一緒に。」
「ほんとに?
絆に会える?」
天が嬉しそうに目を輝かせる。
「うん。
っていうか、そんなに絆に会いたかったの?」
「そりゃ、会いたいよ。
一度は俺が父親になろうと思った子だぞ?
でも、そっか。
明日、絆がいるなら、新幹線にするか?」
「え? なんで?」
「その方が少しでも長く絆と一緒に
いられるだろ? 」
天…
「うん。ありがとう。」
天、いつも俺様で一見わがままに見えるけど、ほんとはいつも私の事を考えてくれてるよね。
私はちゃんと天の事、思いやれてるかな?
私たち、これから、ずっとお互いを思いやって仲良く過ごしていけたらいいね。
だいすきだよ。天。
─── Fin. ───
電話を切って、私は天に伝えた。
「明日、大丈夫だって。
でね、明日までお姉ちゃんが浜松にいるって。
絆と一緒に。」
「ほんとに?
絆に会える?」
天が嬉しそうに目を輝かせる。
「うん。
っていうか、そんなに絆に会いたかったの?」
「そりゃ、会いたいよ。
一度は俺が父親になろうと思った子だぞ?
でも、そっか。
明日、絆がいるなら、新幹線にするか?」
「え? なんで?」
「その方が少しでも長く絆と一緒に
いられるだろ? 」
天…
「うん。ありがとう。」
天、いつも俺様で一見わがままに見えるけど、ほんとはいつも私の事を考えてくれてるよね。
私はちゃんと天の事、思いやれてるかな?
私たち、これから、ずっとお互いを思いやって仲良く過ごしていけたらいいね。
だいすきだよ。天。
─── Fin. ───