永遠の片思い
瑠奈side


あのラジオの日からSNSは荒れまくり…

実はあたしファン用ののアカウントを持ってるわけでこっそりエサゴしてます…


ちゃーんとグッズも友達に頼んで買ってるし!ちゃんと貢いでるわけです!

まぁその中で今話題になってるのがこの前のラジオ…いつもは3人なり1人でやるラジオなんだけどあまりにもガチな質問だったためにあたしに質問が回ってきたのそれに対して少しばかり話したんだけど…


「凛くんの言葉って名言だよね?」とか「あの言い方だと凛くんも恋してそう」とか「ちっさい女性とかワロタ」とか「マネージャーが女性とかまじありえないんだけど」とかまぁ大半があたしのことで…左右されやすいんだなー…って思いって眺めてたり…
「凛くんに彼女か?好きな人?いるわけない!」なんて自問自答してみたり1人でパソコンとケータイと百面相してたその時



「るーなちゃん?」

「え?」

いや今の時間20時30分…

今日の仕事は19時までなはずで…なおかつ今日の撮影は巻きで…え?なんで?
さっき梨花さんから送ったよというメールが来たのに…


「一度家に帰ったんじゃ…」

「帰ったよ?」

「え?」

「瑠奈ちゃんが気になって戻って来ちゃった笑」

いや笑い事じゃありません!こんなみんな仕事が終わって帰った事務所にのこのこ現れて週刊誌にでものったら…あぁ…ダメだ…


「こんな時間に事務所に来られちゃ困ります!」

「なんで?」

「こんなみんな帰った後の事務所にきて…あたしがいることがバレたら…それこそ週刊誌にでものったら…」

「別にさ?やましいことしてるわけじゃないし?ここ事務所な訳だしね?」

「いや…だからって良くないです!」

「いいのいいの!」なんてテキトーにまとめられて…はぁ…ため息が…幸せが…


「でさ?ご飯ってもう食べた?」

「いや…まだですけど…」

この人は自分がアイドルだってわかってるのか?
先が思いやられる…

「じゃ!ご飯買ってきたし食べよ?
てかさー?」

「なんでしょう?」

「SNSやばいんでしょ?」

そーですよ!そーとも!やばいんですよ!ってあんた知ってんのかよ!?

「なんか荒れてるんでしょ?」

「知ってるんですか?」

「あいつが言ってた、すげー荒れてるって」

「はあ……?あいつ?」

「佐々木」

「あー!梨花さんか…」

どーせ梨花さんがエサゴしてて結城くんにバレたんだろう

「てかさ?俺だってさ?恋の二つやひとつするっての!だってもう25だよ?それくらい分かれよなー?」

「え?彼女いるんですか?」

いやこれはマネージャーとしてファンとして驚くしかない…

「いや…いないけど」

なんだ…

「いないけどさ?世間的にいてもおかしくない年だし…俺のことも考えてほしいよな?」

「まぁ…わからなくもないですけど…ファンってそれぞれだから本気愛の人もいると思うし…でもあたしならバレないようにちゃんとしてるなら応援したいですね?マネージャーとしての意見としては…バレないように恋頑張ってください!」

「え?瑠奈ちゃん俺が恋しても怒んないの?」

「そりゃー一応怒りますよ?」

「一応?」

「はい。一応。でも凛くんが言ったように25のいい大人なんだし…アイドルしてるだし彼女の1人や2人居て当たり前ですよ!だからちゃんとバレないようにお願いします!人として応援しますよ?」

「まぁいないからねいいんだけどさ?
居て当たり前!とか居ないのが変みたいにいうなよ…」

「すみません…別にそんなつもりは…」

「ふーん?」

「え?」

「うそうそ!ちょっとからかってみただけ!
そっちこそ彼氏いないの?」

「…ノーコメントで」

「なにそれ!」

「当たり前じゃないですか!」

「ふざけんなよ!」

「そんなのノーコメントですよ!」

いるわけない…いや好きな人くらいはいる…目の前に…だからノーコメントなのだ。


だって片思い中なんだもん…あなたに永遠の片思い…。

< 42 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop