俺様王子が恋をした
この幸せを噛み締めていたい…

そう思ったのに…


「んっ!」

舌が私の唇をこじ開け
侵入してきたのだ。


「んんん~~っ!!」


これが精一杯の抵抗。
胸を思いっきり押してみても
びくともしないから
声を出すしかない。


「黙って。俺やっぱ余裕ないみたい。」

そうニヤッと笑った顔は
さっきまでの先輩とは正反対だった。

その言葉の後
また顔を近づけて来たので
大きく息を吸って~

2人の唇がまた重なった瞬間…
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