俺様王子が恋をした

魔法の言葉

私はとにかく伝えようと
すぐに先輩へ連絡した。

「先輩、私もう一回ちゃんと
 先輩と話がしたいです。」

『はは!案外早くて驚いた。
 今から行く。大丈夫?』

先輩の笑い声になんだかホッとした。

「はい。大丈夫です。」


電話を切りすぐに先輩がうちに来た。


「え、早くないですか?」

「だってそこの公園にいたし。」

なんで?と聞きたかったけど
あえて聞かない事にした。

本日二度目の部屋への案内。
先輩はお母さんたちに軽く頭を下げ
私についてきた。
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