俺様王子が恋をした

何でも言う事聞けよ

---ついた場所は
賑やかな文化祭中も
誰も来ることのないだろう
旧校舎の一室。

そのカギを持っていたのは
先輩が理事長の息子だからであろう…


って、今はそんな事どうでもよくて
先輩のこの雰囲気に圧倒されそうです…。


「真優華ちゃん、なに?その恰好。」

ちゃん付けに満面の笑み…。
本気で怒ってる…。


「えっとですね。
 これはクラスの衣装で…
 みんなコスプレしてて…」

「そんな事知ってる。なんでメイドで
 そんな際どいの着てんの?って聞いてんだけど?」

うっ…
それは…
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