俺様王子が恋をした
「真優華」


甘くて優しくて
でも少し低くてハスキーな声に呼び止められた。


「おはよ」
昨日の俺様な態度が嘘みたいな
柔らかい笑顔で私の方へ向かってきた。

うっ、周りの目線が痛い・・・


「お、おはようございます・・・」
蚊の鳴くような小さい声でびくびくしながら
挨拶を返した。


「じゃあ、行こうか。」

「え、ちょ、きゃっ」

その言葉と同時に手を繋がれた。
そして

「・・・きゃーーーーーー!!!」

と言う女の人たちの悲鳴。

そこに1人の先輩が近づいてきて
「ちょっと、恭介どういうこと!?」

ごもっともです。それ、私も聞きたかった。
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