それでもずっと、君を愛す。
翌日の学校には、机に突っ伏して項垂れている紅葉がいて。
「随分忙しい人ね、紅葉も。」
私が登校してきたことには気づいていないようだったので、挨拶代わりにその言葉を投げ掛ける。
「だってさぁ、、告白するって決めたのは良いんだけどどうやって呼び出そう……。しかもタイミングとかもあるよねぇ……?まずは友達からのほう良いかな……それとももういきなり告白??引かれるよね……うぅ…どうしよう……」
あんだけ張り切っていた人がうだうだしててまぁ切り替え早いものだねぇ、と少し感心しながら、隣の空いている席に座った。
「そんなことしてると白柏君、誰かに取られちゃうんじゃない?それでもいいの?」
「うーー、やだ!!それだけはどうしてでも避けたい!!」
「じゃあどうする??」
紅葉が顔を下げたまま、体をゆらゆら揺らし、うーー、と唸ること一分。
急に紅葉が机を、バン!と叩き、立ち上がった。
「んう、分かった!!行く!!もう行ってくる!!直接!!今から!!」
「え、ちょ、」
それはいくら何でも早すぎるんじゃ……
それにもうHRも始まるのに……
そこまで急かしたつもりは無いんだけど……
「じゃね!!すぐ戻るから!!」
そう言うなり紅葉はすぐ教室から出て、駆け出していった。