*If*…もし貴方と出逢わなければ…
少し経っただろうか。沈黙の時間が流れていた。



『……名前は』



「俺?俺は、慧」



『慧か。お前も組長に脅されたのか?』


「あぁ。こっちにつかなきゃ仲間を殺される覚悟をしろって…な。」



『そうか。』



それから、会話は、無く私の乗っている車は目的地へと辿り着いた。

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