*If*…もし貴方と出逢わなければ…
『昴?昴は好きだけど仲間として。蓮は……異性として好きなの』



「……マジかよ…。」



『……今更迷惑だよね…っ。ごめん。今の忘れて』



目頭が熱くなって俯くいてもたってもいられなくて立ち上がり逃げようとした時蓮の声が聞こえた



「忘れる訳ねぇだろ」



『え…?』



「俺はっ!……今でも華蓮が好きなんだよ!!」



『え…』



「華蓮に振られた時諦めねぇーって分かってた…。だけど、俺諦め悪いから全然諦めらんなくて…。あれから半年経っても想いは募るばっかりで…。華蓮が起きなかった時だって愛しいって感情も生まれて…。って、俺女々しいな…」


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