恋愛なんてゲームだ!
「右側の階段を上がって曲がって右でございます。曲がって左は…姫乃様はお分かりになると思います。
左側の階段を上がれば男子の部屋でございます。
皆様の部屋には各執事に好みを聞いておりますので、不印象だったら申しでください。
1階はリビングやキッチンになっております。」
「わかった。ゴメン、せっかく詩音に弁当作ってもらったけどいらない。
しばらく入ってこないでね。」
「かしこまりました。」
あ、今からするのはミュージックルームにこもってピアノを弾きまくるってこと。
ピアノを弾いてたらすべて忘れられるから。単なる逃避だけどね。
制服から結構露出度高めなワンピース(暑いから)に着替えてとにかくピアノを弾きまくる。
~そのころ男子は~
「アイツ、なんかいつもと違くね?」
「僕もそう思った。どうしたんだろ…」
「イライラしてたんじゃない?おれもそういう時あるし。」
あ、今更ですが、俺様でけっこう腹黒いのが松下ひなた(呼び名俺)、
3人の中で1番スポーツができる松田龍太郎(呼び名俺)、
勉強は得意だけどスポーツは普通?福田翔央(呼び名僕)。
あとは雰囲気で察してね。
「では皆さま、ご案内いたしますね。
姫乃様につきましては今は関わらないことをお勧めします。
痛いですから。」
「詩音、また言葉が足りてない。」
「あ、失礼しました。
あの状態の姫乃様は何をするかわかりません。突然武道の練習相手になれと言われたり…
本当にお気を付けください。パンチとキックは痛いです。」
「そういうことですか。ご忠告ありがとうございました。
では案内よろしくお願いします。」
それぞれの部屋に案内されていった。男子は自分の部屋がどこかは事前に引っ越しをしていた。(今日の朝)
~姫乃~
あーもうイライラする!まあ少しはおさまったかな。
コンコン、
「演奏中ゴメンね。もうそろそろ夕飯の時間…」
え、うそ。ってうわもう7時!
「ゴメン、急いで支度するね!」
わざわざ部屋にエプロンを取りに行き、キッチンに勘で行く。ビンゴ!
「姫乃ってピアノうまいんだな。スタイルいいなお前。」
「なんでひなたはそんなことをさらっと言えるわけ!?」
「は?そんなもん知らねーよ。」
うるさ。
「ねえねえ、この家のルール決めよっか!
私はご飯作りながら参加するから、ほら、キッチンの前のカウンターに皆座って!
名付けて第1回家族会議~!あ、でも家族じゃないな…まあ、会議だ会議!」
「おおー流石優等生の学級委員!俺、そんなことめんどくさそうで思いつかないよ。」
「まず、1個目のルールで家事はどんな感じで分担する?あ、今日の晩御飯オムライスね。」
「やった~!俺、皿洗いがギリギリ。」
「僕は掃除系かな。」
「俺は…洗濯?」
「あ、私の分の洗濯しなくていいから。ってか各部屋に全部ついてるでしょ。」
「は?ついてねーよ。」
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