クールな青山准教授の甘い恋愛マニュアル
彼女は面白くなさそうに言う。
「そうだね。でも、俺への接し方はマロンに似てる」
最初は警戒してて……慣れてくるとこうして抱きついてくるようになって……。
この感覚……ずっと忘れていた。
全力で守りたいって思う。
からかうように笑って、暗闇の中、彼女にマロンの思い出話をした。
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